徳本峠

徳本峠

2015年9月、島々谷から徳本峠に向かいました。昭和51年8月に訪れて以来39年振りです。
その当時とちっとも変わっていない谷と峠からの眺めに感動でした。
39年前は単独行、今回は岳湯快のメンバーと8人で歩きました。
昔ながらの静けさと素朴な山の雰囲気を残すこの峠は、隠れ家的に内緒にしておきたいところでもありますが、登山ツアーの団体さんがひしめく山に疲れた人には、のんびりと癒しも求めて行くには最適の山です。

行程案内

第1日目
静岡発2:00  → R52 → ますほIC入 → 中央高速・長野自動車道 → 松本IC出5:00
松本市役所安曇支所着6:00  → 
登山開始6:30 → ゲート7:25 → 二俣8:10〜8:30
→ 炭焼き小屋跡9:00 → 離れ岩10:00 → 岩魚留小屋11:00〜11:40 → ちから水13:35
→ 徳本峠小屋14:30

第2日目
徳本峠小屋7:00 → 明神館前8:20 → 河童橋10:40 
→ 上高地バスターミナル発11:30
→ 安曇支所前バス停12:30 → マイカー回収

松本市役所安曇支所
休日なら役場の駐車場に
駐車しても大丈夫そうですが、登山口にスペースがあるので、そちらに車を止めました。

動物侵入防止用の門扉です。鍵はかかって
いませんので、チェーンをはずして奥へ
向かいます。

徳本峠登山口の駐車スペース
安曇支所から車で5分ほど。
ゲート 午前7時30分。駐車場から歩いて1時間
一般車は通行できませんが、関係者の車両は通行可

神秘的な枯れ木
結構大きいです

1585年岐阜県の松倉城城主三木秀綱の奥方が、落城により逃げる途中、
ここで地元の者に殺されたとされる三木秀綱奥方の慰霊碑  午前8時5分

二俣 午前8時10分
トイレは、ここから先は
峠の小屋までありません。

林道歩きもここまでです。

奇怪な樹形 あがりこサワラ
二俣のすぐ先

なんともいい感じの苔

行き橋 午前8時45分

戻り橋 午前8時55分
「引き返すなら、ここが最後だよ。」
という意味だろうか。

炭焼きがま 跡。 昭和20年代に使われていたそうだ。 午前9時0分

二日前の台風18号の大雨の影響でかなり増水していました

離れ岩 午前10時0分  谷は深くなり、水勢もかなり強くなる。

下流側から離れ岩

上流側から離れ岩

わさび沢付近の歩道  午前10時50分頃

午前11時0分 

昭和51年当時の岩魚留橋

岩魚留小屋(現在、閉業中のもよう)  午前11時0分 昼食休憩にしました。

昭和51年8月の岩魚留小屋

木魚はそのままありました。
奥で薪割りしているのは、小屋に泊まりながら谷で蝶の
研究をしている信州大生でした。

左の橋は、ちょっと渡れません。右の橋もけっこうスリルありました。

沢沿いから離れて、峠に向けジグザグの坂道を
登っていきます。
なんとも嬉しい水場です。
午後1時35分

午後2時30分 徳本峠到着

峠の小屋から3分ほどの見晴台からの眺め

明神・穂高連峰

清潔で明るい食堂

夕 食

朝 食

小屋で買った缶ビールで乾杯
(^_^)v(*^_^*)

絵はがき

峠の小屋
左が本館
右が新館

峠から明神へ下り、梓川沿いを河童橋へ。
さすがに河童橋の周辺は人がたくさんいました。

上高地から自分たちの車の置いてある島々宿まで
1900円、1時間の乗車でした。

今回の山行で出会った花たち

岳湯快の夏合宿は、必ず温泉付きですので、
この後中房温泉まで行き、温泉とたくさんのお酒を
堪能しました。(*^_^*)

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