冬の能登路

輪島朝市 能登半島 兼六園 東茶屋街 近江市場 金沢城

北陸は、20年前に仕事の研修旅行で訪れて以来行っていない。最近は、北陸新幹線の開通で多くの人で賑わっているとのこと。
新幹線もいいのだけれど、自由に動ける車旅行が好きなので、今回もあと三日という年の瀬も押し迫った時に、急遽思い立って旅立った。
もちろん車は4WDのスタッドレスタイヤ。
1年に1回くらいは、自分へのご褒美として温泉旅行くらいは連れて行ってあげないと、翌年の仕事に力が入らないと思う。(^_^)v

ドライブデータ

新東名金谷IC3:15 → 豊田JCT4:30 → 土岐JCT5:00 → 東海北陸自動車道 → 小矢部東料金所流出8:00
→ 能越自動車道 → 七尾駅9:00 → 輪島朝市10:15(散策) → 白田千枚田12:00 → 窓岩12:30 
→ 道の駅すず塩田村14:00 → 道の駅狼煙・禄剛岬14:45 → 金剛岬(葭ヶ浦温泉)15:20 → 白田千枚田17:20
 → 宿泊
走行距離 600km

宿9:00 → 大沢間垣の里9:20 → 道の駅赤神10:00 → 道の駅とぎ海街道10:20 → 巌門10:40 →道の駅高松10:40
→ 近江市場12:35(買物、昼食) → 兼六園・金沢城14:40(散策) → ひがし茶屋街16:10(散策) → 金沢西IC入18:00
→ 北陸自動車道 → 養老JCT20:40 → 新東名金谷IC出22:30 
総走行距離 1125km

東海北陸自動車道
松の木峠PA 
午前6時30分
ここで持参のおに
ぎりとみそ汁で朝食

静岡から285km 

波の花

JR七尾線七尾駅
ここで、20年前の研修
で一緒だった駅の傍に住ん
でいるT氏に電話

朝の突然の電話にも怒ら
ず、すぐに来てくれた
20年振りの再会

午前9時

輪島の朝市風景

朝市から海岸へ抜ける道
海がすぐそば

とうがらしのお護り
おばあちゃんも寒くて
早く帰りたいから
「一束100円でいいよ。」
と。
ふたつ買った。

午前10時30分ころ

えんがらまんじゅう
お米とあんこで作った
名物

蒸し立ての熱々が
美味しい!(^^)!。

輪島塗の箸を買ったら、その場で名前を入れてくれた(^-^)

どこに行ってもNHK朝の連続ドラマ
「まれ」のポスターがある。

輪島の朝市から、時計回りで能登半島巡り

輪島から海岸沿いの国道249号線を北上すると、約20分で道の駅千枚田
がある。そこの駐車場から千枚田が眺められるようになっている。
雪の景色を楽しみにしていたのだが、今年は暖冬。
でも、暗くなるとLEDによるライトアップが行われているというので、半島周遊後
再度訪れることにした。

午後5時30分 夜の千枚田再チャレンジ
※昼間よりも人は多かった。 寒いこと間違いなし。(>_<)

次ぎにお目見えしたのは、窓岩
この頃から霰が激しく降り出してきた。
車の窓から眺めただけ。午後0時30分

日本海側の国道249を走っていても、年末のこの時期、なかなか食事をするところが開いていない。
輪島朝市で済ましてくればよかったと思いきや、海岸の、まさに波が被りそうなところに一軒の
食事処があった。活魚の「今新」。客席からは、勇壮な日本海の荒波がもろに目の前。

能登丼(海鮮)

能登あなご丼

食事処 「活魚の今新」

能登の海

波の花 〜 この花が風に舞う。
動画で紹介できないのが残念

ドラマ「まれ」の中で、元治(田中泯)さんが海水を撒いていた塩田

珠洲の塩田を過ぎて少し行くと、海から「ゴジラ」が。
確かに、この角度から見ると、ゴジラに見えた。

大きさは? 実際に行って見てのお楽しみ(^_^)/~

さすが能登半島の最先端。風が異国の香りを含んでいた。
ここには泊まりませんでしたが、
ここが有名な葭ヶ浦温泉ランプの宿

なんとも幻想的な風景〜海水が吸い上げられている感じ

輪島の日本海に面した旅館に宿泊。

夕 食

朝 食

旅館の夜には、能登の御陣太鼓の生公演

2日目

宿を出てからすぐに「間垣」で有名な大沢の地区へ。ドラマ「まれ」では、外浦村として登場。

なんと、警察官駐在所も間垣の中でした。

外浦村というのは、ドラマの中の架空の地名。津村まれ一家が、夜逃げ同然に移り住んできところ。
ドラマに登場した「外浦町役場」もそのまんま残っていた。              この神社もけっこう登場した。

上大沢地区の間垣も
見事でした。

間垣の里大沢、上大沢を見てからは、国道249号線を南下。途中、能登金剛巌門とか千里浜などの観光地も多くあるのだが、
今日中に静岡まで帰らねばならないので、右に日本海を見ながら、のと里山海道、能登道路をひたすら南下、金沢へ。

お昼過ぎに金沢の近江市場に到着。市場の駐車場はどこも満車。周辺のパーキングにすべりこんだ。

市場の中の食事処はどこも行列の状態。特に海鮮丼のお店は長蛇の列だった。
昨日、能登丼を食べたので、今日はうどん。
能登れんこん饅頭あんかけうどんと治部煮うどん。野菜がたっぷりで熱々(*^_^*)

兼六園と金沢城
雪景色を期待していたのだが、暖冬のため、雪はまったくなかった。
日本は今どこへ行ってもそうなの
かもしれないが、兼六園では海の
向こうから来た観光客の多さにび
っくり。
金沢城は、石垣が有名であるが、
今回は時間が無くゆっくり見てい
る時間がなかったのが残念(>_<)

ひがし茶屋街

1820年(文政3年)、加賀藩が城下のお茶屋を集めて花街としたのが始まりのよう。
黒瓦と木虫籠(きむすこ)と呼ぶ出格子が続く古い街並み。

ひがし茶屋街に着いたのは、日暮のとき。
茶屋に燈が灯りだして余計に艶やかさが高まってきた。
「志摩」という重要文化財のお茶屋さんは、中を見学できたし、中庭を眺めながらのお抹茶も美味しかった。
昔の人の遊びは、知識と品格が必要だったのかも。

夕方の5時半まで茶屋街を歩いた。今年もあと1日を残すのみ。
帰りは、北陸自動車道に乗り米原経由で静岡へ帰る。4WD、スタッドレスタイヤの威力を発揮する場面はなかったけれど、
次回は必ず雪の金沢を再訪問したいと思う。
金沢城も茶屋街も一日かけてゆっくり歩きたいところ。いつもいつも駆け足旅であることに深く反省。歳相応にゆっくりのんびり
しなくてはだめだな。

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